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寒山落木一 表紙

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正岡子規の俳句を子規直筆の原稿で味わうショートタイムトリップ。

寒山落木一

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明治25年

終りの冬

天文 生物

冬枯のうしろに高し不二の山

冬枯のうしろに立つや不二の山

冬枯の野に学校のふらふ哉

松枝町*

四五枚の木の葉掃き出す廓哉

東野の紅葉ちりこむ藁火哉

松山堀ノ内*

梟や聞耳立つる三千騎

鰒釣や沖はあやしき雪模様

鷺谷に一本淋し枯尾花

松山*

寒梅や的場あたりは田舎めく

枯れてから何千年ぞ扶桑木

吹き入れし石燈籠の落葉哉

逃げる気もつかでとらるゝ海鼠哉

ほろほろと朝霜もゆる落葉哉

いさり火の消えて音ありむら千鳥

小年不及大年*

年九十河豚を知らずと申けり

引きあげて一村くもる鯨哉

祝*

としとしに根も枯れはてず寒の菊

わろひれす鷹のすわりし嵐哉

絵のやうな紅葉ちる也霜の上

白鷺の泥にふみこむもみち哉

もみち葉のちる時悲し鹿の声

谷窪に落ち重なれるもみち哉

居風呂に紅葉はねこむ筧哉

はきよせた箒に残るもみち哉

二三枚もみち汲み出す釣瓶哉

一つかみづゝ爐にくべるもみち哉

舟流すあとに押しよるもみち哉

石壇や一つ一つに散もみち

日光*

神橋は人も通らす散紅葉

藁屋根にくさりついたるもみじ哉

豆腐屋の豆腐の水にもみち哉

衣洗ふ脛にひつゝくもみち哉

裏表きらりきらりとちる紅葉

梟や杉見あぐれば十日月

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